靴みんごぶろぐ

靴屋で働く22歳 のぞみんごです。革靴の沼に肩までどっぷりと浸かった日常をお届けします。

mingo式フルメンテ! 総集編

こんにちは!!

名古屋の靴屋店員・のぞみんごです(^○^)

だいぶ期間が空いてしまいました^^;

緊急事態宣言が解除され、仕事が再開したタイミングで、このブログのネタや、Youtubeの計画、読書アカウントの運営など、様々なアイデアが浮かんできてしまい、それを整理していたら全然アップできませんでしたw

なんとか一定の頻度で投稿できるように頑張りますので、応援よろしくお願いいたしますm(__)m

それでは、前回の記事の最後にお伝えした通り、「mingo式フルメンテナンス」の総集編を作りましたので、ぜひご覧ください!

○フルメンテの必要性と頻度

まず、なぜフルメンテをするかというところですが、

①ロウ・油分の入れ替え

②匂い除去・予防

③テンション爆アゲ

この3つが、僕がフルメンテをする理由です。

そして、フルメンテの頻度ですが、

約2ヶ月に一回

が望ましいと考えます(3足以上でローテーションをしている場合)

「テンション爆アゲってなんだよw」って思う人もいると思いますが、至って真面目なのでご容赦ください汗 詳細は、こちらの記事で取り上げていますので、ぜひご覧ください↓↓↓

nozomingo.com

1. 汚れ落とし編

それでは早速取り掛かっていきましょう!

汚れ落とし編の詳細はこちらです↓↓↓

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①紐外し

まずは紐を外していきます。紐を結んだままだと、アイレット(紐穴の部分)周辺だけケアできないので、面倒くさがらずに解きましょう。

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最後の一列は、完全に面倒臭がりました...


②コバ削り

次は、コバのお手入れをしていきます。この処理のタイミングは正直いつでもいいのですが、コバを削ると削れカスが多かれ少なかれ出るので、ホコリ落としの前に行なうと吉です(^○^)

800番の紙やすりに水を付けながら擦っていきます。表面がツルツルになるまで擦りましょう。

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少し水を付けて
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ゴシゴシ!!
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ツルツルになりました⭐︎


③ホコリ落とし

次は、靴に付着したホコリを払っていきます。この時は豚毛のブラシを使用します。馬毛でももちろん大丈夫ですが、コバの奥に溜まったホコリを除去するには馬毛のコシだと不十分なので、コバには豚毛を活用しましょう!

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コバは入念に


④鏡面破壊

鏡面は、そのままの状態でクリーナーを使ってもなかなか落ちないので、まずは豚毛ブラシを使って、層を破壊していきます。

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ぶっ叩く!

垂直方向にスナップを効かせて叩いた後は、ゴシゴシとブラッシングすると効率よく破壊できます。

⑤ハイシャインクリーナーでクレンジング

鏡面を破壊した後は、ハイシャインクリーナーを使って、ワックスを除去していきます。

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ブートブラック・ハイシャインクリーナー

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程良い圧でゴシゴシ

鏡面部分のワックスが十分に取り除けたら、全体にも施します。

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トゥ以外は優しく塗るべし

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クレンジング後


⑥レーダーオイルで汚れ落とし

クレンジングが終わった後は、レーダーオイルを使って、落としきれなかったワックスとクリームをしっかりと拭き取っていきます。レーダーオイルを使うことで、汚れ落としだけでなく、十分な油分補給もできます(^○^)

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タピール・レーダーオイル

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塗り過ぎ厳禁!

レーダーオイルは浸透するまでに少し時間がかかるので、一晩寝かせてから次の工程に行きましょう。表面がしっかり乾いてからの方が、クリームの乗りがイイですからね(^◯^)

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クリーニング後

⑦レーダーオイルでソールケア

レーダーオイルを乾燥させている間の時間を使って、ソールのケアもしていきます。レーダーオイルはソールケアにかなり向いているので、そのまま使いましょう!

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塗り塗りしたら、乾燥!

こちらも一晩寝かせればしっかりと浸透して馴染むので、次の日まで放置しましょう(^○^)

2.内側ケア&クリーム仕上げ編

汚れ落としが終わったら、次は内側のケアとクリーム仕上げに移ります。

この工程の詳細はこちらです↓↓↓

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①内側のホコリ除去

内側に溜まったホコリを取り除いていきます。僕は基本素手でやりますが、ロングノーズでトゥの先まで手が届かない場合は、使わなくなった歯ブラシや、割り箸にネル生地を巻きつけたものなど、ホコリが確実に除去できるものを用意するとGOODです(^ ^)

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手を突っ込んでモゾモゾ...

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わお、大量^^;


②ライニングケア

ホコリを除去した後は、レーダーオイルを使ってライニングと中底の油分補給をしていきます。デリケートクリームでも問題ないですが、レーダーオイルには防カビ効果・抗酸化作用が期待できるので、カビが生えやすかったり、劣化がおきやすかったりするライニング・中底にはぴったりです!

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レーダーオイルは本当に万能

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乾燥気味のライニングに塗りまくります。


③シュプリームクリームで保湿

ライニングケアが終わったら、アッパーの保湿をしていきます! 浸透性が圧倒的に高く、殺菌作用が期待できるシダーウッドオイル配合のシュプリームクリームを使います。

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コロニル・シュプリームクリームデラックス


たっぷり塗っても、ちゃんと浸透してくれて、なおかつシミになりにくいので、安心して塗りたくってください!

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これくらいワイルドに

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一瞬で乾くのでご安心を


④クレムで保革・ツヤ出し

保湿が完了したら、クレム1925で保革とツヤ出しをしていきます! クレムは、他のクリームに比べて段違いに艶が出るので、ぜひ使ってみてください(^^)

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今回はコニャックをチョイス


指に少量取り、力を込めて塗り込んでいきます。付けすぎるとペタついてしまうので、塗り過ぎには注意です(^^;;

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指先でマッサージするように


全体に塗布したら、豚毛ブラシと馬毛ブラシを使ってブラッシングしていきます。

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塗り終えたら豚毛でゴシゴシ

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馬毛で表面を整えます

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クレムだけでもこのツヤ感


3.ワックス仕上げ編

クリーム仕上げが終わったら、いよいよ最後の工程、ワックス仕上げ編に移ります!

ワックス仕上げの詳細はこちら↓↓↓

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①ワックスコーティング

クレムで仕上げた後は、ワックスコーティングをしていきます。この工程をすることで、栄養補給とツヤ出しに追い討ちをかけていきます。

使用するワックスは、サフィールノワール・ビーズワックスポリッシュです。他にも、柔らかめで、栄養素の高いワックスであれば、問題ありません(^_^)

塗り方は簡単。豚毛ブラシに少量取ってブラッシングするだけです! 全体にブラッシングしていきましょう。

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ワックスを毛先につけて、手に馴染ませる

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後はひたすらブラッシング!


豚毛でガシガシブラッシングした後は、馬毛→山羊毛の順で表面を整えていきます。山羊毛ブラシを持っていない人は、馬毛だけでOKです(^○^)

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まずは馬毛

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その後ヤギさん

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これでアッパーは完成!


②コバ磨き

ワックスコーティングが終わったら、コバ磨きに入ります。この工程は鏡面磨きのをした後でも大丈夫ですが、僕は先にやっちゃいますね。どちらでも問題ありません!

汚れ落とし編の時にヤスリで整えたコバに、クレムを塗っていきます。指先に少量とって少しずつ塗り伸ばしていきます。



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コバの色に合わせて、ダークブラウンをチョイス

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ひたすら塗り塗り

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これだけでツヤツヤ⭐︎

塗り終わって数分寝かした後、ネルでちょっと磨くだけでこんなにツヤツヤになります! クレムだけでもかなり光りますが、この上からワックスを施すことで、さらにツヤ感が出せますので、今回はワックスも塗っていきます。

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塗り塗りしてからネルでゴシゴシ

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クレムの時よりも更にピカピカ⭐︎


③鏡面磨き

次はいよいよ鏡面磨きをしていきます!

正直、この工程はかなり膨大かつ複雑なので、ここでは写真とキャプションメインで。コツなどは、ぜひ前回の記事を参考にしてくださいm(__)m

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①指先で少量とって

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②塗り込む

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かかとも同様に。


腕全体で力を加えながら塗り込みます。つま先部分の7割を狙うとGOODです(^○^) 少量のワックスを表面が乾くまで塗り広げ、これを10回くらい繰り返します。

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③豚毛で表面を均す

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④馬毛で表面をさらに整える

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⑤ブラッシング後、もう5回ほどワックスを塗り塗り


ここまで終わったら、鏡面磨き後半戦「ネル磨きに移ります」

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⑥指にネル生地を巻きつけて、ワックスを少量取ります。

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⑦一滴水を垂らし、円を描くように優しく擦っていきます


ネル磨きが完了したら、クレムを使ってさらに表面を整えていきます。使用するクレムは、クリーム仕上げ時と同じコニャックを使いました!

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⑧ほんのちょっとだけ取ってネルに馴染ませ、ワックスの時と同様に擦っていきます。

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完成!!


出来上がりました!! いい感じですね(((o(゚▽゚)o)))

④紐通し

鏡面磨きが終わったら、紐を通して完成です!

僕はパラレル結びが好みですが、皆さんのお好みで大丈夫です(^○^)

○終わりに

f:id:nozomingo:20200510165310j:plain 今回は、mingo式フルメンテの4記事をダイジェストでお送りしました!

細かい説明はバッサリと端折ってあるので「次の手順はなんだったっけ?」というときのためにご活用ください!

それでは(^^)/~~~

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